職員の赤裸々日記                                                 

平成15年2月28日(金)くもり お当番:まめ

「めずらしくちょっと予定通り日記」
 昨日の朝、出勤前にメールチェックすると、「風おこし」に赤裸々日記を転載してくださっている猪俣さんからのメール。今度、風おこし用にも日記を書いてくださいという嬉しい内容。それも、「世紀ラララ日記」でどうでしょう?って(笑)朝から、なんともあたしのつぼにはまってしまって、一日中「世紀ラララ…」が頭の中をぐるぐる。なぜか、デーモン小暮の顔が浮かび、「♪ラララむじんくん」が口から出てきて、おかしかったです。
 昨日は、月に1回の司法書士無料相談日。なんと、15件を超える相談があってびっくり。こんなのは初めて。相談順を調整しつつ、相談員さんには、1時間以上も延長してもらって相談をうけてもらいまいした。相談後、時期的なものですか?と相談員さんにきいたら、相談内容をみるとそうでもないとのこと。先日広報かしわざきにのった影響なのかな?
 今日は、昨日から作成中の、来年度の地域福祉事業についての方針をまとめて伺いをあげつつ、説明会を実施するための案内を発送。はずかしながら、久々に「今日は絶対、ここまでやろう!」と思っていたノルマが達成できたので、ちょっと充実感。…でも、明日の上映会の準備は手つかずだったので(ダメじゃん!)、明日早めに来てやることにしよう。
 夜は、手話講座。あいかわらず出席率がよくてびっくりです。ちょっとのぞくと、雰囲気もとってもいいようなので、嬉しくなりました。
 そうそう、昨日申し込んだ新潟で開催される成年後見制度の研修会は、定員オーバーでダメとのファッス。残念。おまけに、家に帰ったら平成15年度の目標にしていた「成年後見人養成研修」も、抽選からもれたとの返信はがき。あ〜あ。精神保健福祉士受験資格を取得するための通信も落ちちゃったし、今年はついてない…いや、実力不足だ。うん。


平成15年2月26日(水)晴れ お当番:まめ

「AIBO日記」
 昨日の午後、精神保健福祉を考える会に出席。就労セミナーや、ヘルパーの活動状況など、興味深い話を聴いてきました。
 昨日やっと作った北条デイサービス関係の書類、課長から「フロッピーが開けない」と言われて、作り直し。あううう〜。…・とあわあわしていたら、「サロン、座るところがないくらい、今日は大勢きているよ」との声。そうだった!今日は、新潟のBanさんがAIBOを連れてきてくれてるんだった…ごあいさつが遅れてしまってごめんなさい。サロンの部屋に行ったときは、すでにAIBOが大活躍してました。初めての親子連れの方がいらっしゃって、声をかけると、このホームページをみてきてみたとのこと!おおっ!!めっちゃ感激。…といっても、サロンのところは、ちっとも更新していないのだけど(反省)。AIBOを眺めながら、にぎやかな半日だったようです。
 夜、あの竹内孝仁先生の講演会があるというので、ケアマネや看護師さんに混じって聴きにいってきました。テーマは「痴呆高齢者のケア」と「パワーリハビリテーション」。前半は、痴呆高齢者の問題行動についての細かい分析についてききました。「なるほど」と思う反面、やっぱりちょっと「問題行動」という言い方に疑問を感じる…。家族にとっては「問題行動」は実際にあると思うのですよ、でも、ケアの専門家が「問題行動」というのは、本来ありえないはず…(というとちょっと言い過ぎかもしれないけど、そうあって欲しいという願望も含めて)。ケアをする上で手間のかかること(例えば、徘徊とか弄便とか)が、「問題」とされてしまうのは違和感をおぼえるのです。ご本人さんにとっては、意味のある行動であって、ケアのプロならその表面だけをとらえて問題とするのではなくて、なぜそういう行動にでるのかを分析して、対応していく姿勢が大切なのでは?と思うのです。事実、こちらが「あ〜、またそんなことしてくれて」というような気持ちで対応すれば、物事はマイナスに動きます。…以前、同級会の席でそのことが話題になり、特養につとめている人から「そんなのきれいごとだ!」といわれたこともあるけど、だけど、ケアする人間がちょっと視点をかえることで、プラスにすすむことはたくさんあるので、そういう姿勢は大切だな〜と思います。その点では、竹内先生のお話に共感しました。
 後半の「パワーリハビリ」については、実は初めてお聞きしました。筋力トレーニングではないけれど、マシンを使った運動を行うことで、日常の活動を活発化し、さらに活動的な生活を作り出すというもの。実際にプロジェクターでみせてもらった開始前、開始後のあまりにも大きな進歩に、かなりびっくりしました。ただ、じゃあ柏崎ですぐとりいれられるかどうかというと…かな?


平成15年2月24日(月)晴れ お当番:まめ

「南鯖石訪問日記」
 午前中、来年度の事業計画について話し合い。これまでの事業で見直したい点についてや、新規事業について、おおかた了解をもらったので、ちょっとほっ。11時すぎには、ピッカラさんの生中継で、3月1日の映画「よいお年を」についてPRさせてもらいました。大勢きてくれるといいな。
 午後は、南鯖石コミセンでワークショップ。午前中、お弁当をつくって配食したボランティアさんと民生委員さんにもまじってもらって、この地域で住み続けていくには…というようなテーマで。以前から、この地域担当の支援センターの相談員さんや保健師さん、指導員さんから、ちょっとした助け合いのシステムができるといいなあ〜という話があったので、まずはどんな風に進めていったらいいかを探るために実施しました。みなさん、最初は緊張した感じでしたが、予想以上にたくさんいい意見がでて、短時間でしたが学びの多いものとなりました。地域がら、やっぱりみなさんが心配しているのは雪。ん〜。この後は、どういう風にすすめていくかは、まだまだ作戦が必要。
 夕方から、3月9日のステージに備えてハモ姐‘Sの練習。場所が確保できなかったので、カラオケボックスで(笑)カラオケは歌わないので、お店の人はびっくりしてたかも?


平成15年2月23日(日)晴れ お当番:まめ

「あちゃ〜日記」
 おもちゃドクター養成講座2日目。講義の後、いよいよ午後から実技。プラレール(電池で走る電車)を解体して、組立直すというもの。そんなにバラバラにしちゃっていいの?というくらいになったものを、みなさん黙々と組み立てます。なんとも見ている方がむずむずするような作業なのだけど、聞けば「全然苦にならない」とのこと。やっぱり好きなんだな〜。だいたいの部品をいれた後、ケースをあわせるところが難所のようでみなさん悪戦苦闘。やっとこはまったある男性、ふとテーブルを見ると部品がひとつのこってる…。お隣さんに「これはどこにいれんだ?」「あ〜、そりゃあここだ」「ん???どうやってはめるんだ?」「そりゃあ、またバラさんきゃだめだこって」「あちゃ〜…おめさん、酷なこというのお」…。無事にモーターが動いて、レールの上を走るときには、思わず拍手と満面の笑顔。
 実習にあたっては、柏崎おもちゃドクター連絡会の会員さんも手伝ってくださいました。ホントに心強かったです。無事全員が修了証をもらったあと、アンケートを記入してもらうと、半数以上の方が、連絡会に入会希望とのことで、これまた嬉しかったです。みなさん、おつかれさまでした。
 今日は仕事でありながら、お昼ころ、課長に交替してもらって、カムカムカーニバルへ。ハモ姐‘Sで、5曲歌わせてもらってきました。こんな不謹慎なわたしを、どうかおゆるしくださいm(_ _)m


平成15年2月22日(土)曇りのち雨 お当番:まめ

「おもちゃドクター養成講座日記」
 今日からおもちゃドクター養成講座。千葉からおいでいただく先生をお迎えに行く関係で、午前中から出勤。ちょうど今日は、「囲碁をおぼえよう」の日、プラスリフトバスとマイクロバスの運転ボランティアさんをお願いしていたので、送り出すことができてよかったです。
 おもちゃドクター養成講座は、初めての担当で、なんだか不安いっぱいでしたが、駅で先生にお会いしたら、とっても優しそうな方で、一気に気分が軽くなりました。講座は全8時間、せっかくだからわたしも受講料を払って受けようと思いましたが、あらかじめもらっていたレジュメを印刷する時点で挫折…だって、ホントにチンプンカンプン。なので、実はちゃんと聞いていられるか心配だったのですが、聞いているとこれがかなりおもしろい!おもちゃを修理するにあたって、知っておかなくてはいけない法律のことから、乾電池のまめ知識、先生が経験された修理秘話などなど。決してわたしに素質があるとは思いませんが、予想以上におもしろい講義で、やっぱり父にもきてもらいたかったと後悔したりして(笑)受講生中、女性はたったひとり。こんな男性ばかりの講座も、なかなかめずらしいので、この出会いを大切にしたいとしみじみ思うのでした。明日も楽しみ。
 隣室では、ボランティアアドバイザー研修の最終回。こちらも気になりつつ、時々カメラをもって潜入。有意義なワークショップの時間だったようで、こちらの報告も楽しみです。


平成15年2月21日(金)晴れ お当番:まめ

「講座かけもち日記」
 昨日は、ボランティア活動助成金とボランティア保険の更新書類を発送。更新書類については、のちのちの作業が効率よくできるように、登録カードの書式等しげさんと相談。うまくいくといいなあ。
 今日は、明日から開講するおもちゃドクター養成講座の最終準備。全部で16人の申し込みがあり、ほっとしてます。なかなか普段の講座では知り合えない30〜60代の男性陣と、ぜひぜひ仲良しになりたいところです。
 3月1日に開催するドキュメンタリー映画の申し込みが好調で、ちょっとびっくり。このところ、何をするにも人集めで苦労していたので、ファックスが届くたびに、思わず顔がほころんでしまいます。
 夜は、手話講座とボランティアアドバイザー養成研修のかけもち。手話講座は、今回とにかく申し込みが多かった!定員20名のところ、27名受け付け、なおかつ何人お断りさせてもらったことか・・・。何でだろう?と考えつつ、やっぱり時期的には出やすいのかなあ・・・ということになりました。
 アドバイザーの研修会では、県ボランティアセンターの所長さんからおいでいただいて事例検討。ボランティコーディネーターとボランティアアドバイザーの役割が混乱してしまったり、なかなか個人でもっている情報が不足しているということで、最初はあまり声がでなかったのですが、しばらくすると、活発に声が聞かれるようになってほっ。耳を澄ますと、正直なところ「えっ、そんなこというの?」という意見もあって、う〜ん…。
 でも、自宅でお風呂に入りながら、ふと、私自身が一般常識からかけ離れてしまったのかも?と思い当たる…。個人的には、いかにも福祉の仕事してます!という人にはなりたくないと思ってこれまできたのですが、仕事も長くなってくると、へんなところで冷静に判断してしまったり、裏を読もうとするようなくせがついてしまったのかも…だから、事例検討の時の「えっ」と思うような意見も、それが普通で、あたしの方がひねくれているような気がしてきた…。これから少し意識してみよう…。いずれにしても、私自身にとっても、すごく気づきの多い研修でした。参加者のみなさんに感謝!!


平成15年2月19日(水)晴れ お当番:まめ

「権利擁護繁盛日記」
 昨日は、権利擁護事業の関係で、ケアマネと一緒に訪問へ。Sさんは、支援センター時代に担当していた方で、実はわたしも一度、権利擁護事業利用の相談をしたことがあるのです。大切なモノと思えば思うほど、どこかに大事にしまうために、通帳がいつも見あたらず、毎回訪問の度に通帳さがしをしていました。なので、ぜひ権利擁護事業を!と思ったのですが、「本人が希望していないと利用できない」という条件に阻まれて利用できず・・・。担当の職員に「だからこそ必要なケースだってたくさんあるのに、使えない制度だ!!」と、怒ってしまった経緯が思い出されます。
Sさんは、壮絶な人生を送ってこられたので、人を信用することができません…2年ぶりに会うというのに、実は、どう接したものか迷っていました。で、ケアマネについて入っていき、自己紹介をと思って名刺を差し出すと、「わかるよ、前にきてくれてた人でしょ」とSさん。おぼえていてくださったことにびっくりしつつ、権利擁護事業のことについて説明すると、通帳を預けるのは気がすすまないという気持ちは、2年前とかわらず。そうだよな…。実は、ダミーの通帳をおいてこようか…などという考えもちらっと頭の中にあったのですが、あらためて絶対にそれはするべきではないと反省。ケアマネと相談して、小さな金庫を買って、自宅におくことにしました。なんとかうまくいくといいんだけど…。
 と思っていた矢先。今日になってケアマネが、慌ててわたしのところへ。ヘルパーが訪問時に、数十万もする浴槽にいれる台(?)と伝票を発見。急きょ、クーリングオフの手続きをとったとのこと。なんてこと…!Sさんは、2年前にも詐欺の被害にあっていて、わたしがなぜか半日張り込んで現場を押さえたことがあるのです。業界には、危ないリストが出回っているんだろうか…。今回は、なんとか大事にいたりませんでしたが、やはりその辺のフォローが必要と言うことで継続相談ということになりました。
 夕方には、役所の職員から別の方の相談。単身で施設入所中…いずれは成年後見人制度の利用と…という方です。これからも、複雑な相談が増えていくのかな…。益々勉強が必要です。


平成15年2月18日(火)晴れ お当番:まめ
追加「お雛様日記」
 外出先から帰ってくると、職員総出でおひなさまを飾っているところ。七段のなんて、飾ったことがないので悪戦苦闘。ちょうど、受付カウンターの前に飾ったので、来センした方から「これはもっと、上に飾るんじゃない?」などとアドバイスをいただきながら、なんとか完成。七段飾りをじっくり見る機会はなかなかないと思うので、大勢の方に眺めてもらいたいなあと思っています。
 で。しまうのも大変よね、せっかくだしたのに・・・と職員の声。でも急いでしまわないと・・・ごにょごにょごにょ・・・。みなさんご心配なく、早くしまっても嫁にイケナイのは実証済みでございますから(笑)


平成15年2月18日(火)くもり お当番:おだけ(友情出演)
「地域福祉推進における住民参加の手法に関するモデル研修会」に参加して日記
「住民参加」という言葉ほど、胡散臭いものはないと思っている。なぜなら、たいてい計画作りは先進地の計画を取り寄せ、いいところどりして文書を繋ぎ合わせる。そして、○○委員と呼ばれる人たちが「て・に・お・は」を直してできあがりというプロセスを踏む。
これは作る側も問題であるが、住民の側にも何らかの責任はあるかもしれない。何を隠そう私もそう言った委員になったことがあり、不満に思いつつも何も不満を表明してこなかった。更に言えば、私も作る側だったら楽な方に流れることが予想されるからである。
ところで、「なぜ」、こんなことを言っているのかと言うと、前言を翻すかのようですが、実は密かに住民参加による地域福祉活動計画作りを考えているのである。そして、今回運良く研修に参加する機会をいただいたので、その所感を
赤裸々に発表します。

1 私の気づき
昨今、「隣三軒両隣」「死語」となり、「死後の世界」でしか行けないユートピアとなった。つまり「天国」のような世界をさしているのである。
そんなことから、地域福祉とは隣三軒両隣のユートピアをめざすための、行政・企業・市民の協働の取り組みであると考える。
さらに、住民ニーズは福祉に関することだけではない。
先日のボランティアアドバイザー養成研修会で助け合いを推進するためのワークショップをやってみた。そこで出された課題では、リストラ、多重債務、ホームレスなどの問題から、除雪がされてない雪道、親子の関係、子育ての悩み、近所の猫をたくさん飼っている家とのトラブル、隣の木の葉が側溝を詰まらせる。果ては電気料金からガス水道に関することまで多種多様である。住民参加で計画作りを行う際には、まず住民との対話が重視される。そして住民懇談会の段階では避けてとおることができないプロセスのようである。
それにしても
  なぜ、住民参加なのか多種多様な住民ニーズを目のあたりにして、私たちはそれらに対応しきれるだろうか。
また、住民からの苦情、陳情、要請に対して腰が引けてしまうかもしれない。そうした場合に、地域福祉活動計画をどうするべきなのか?
選択肢1:計画をつくらない。選択肢2:先進地の計画をもじるだけにする。選択肢3:苦難を予想しつつ住民参加でつくる。
さぁ、ここで問題です。私たちは、どの道を選ぶべきでしょうか?

2 私の学び「選択肢をシミュレーションしてみる」
(1) 
選択肢1:「計画をつくらない」
少子高齢化が進み、地域の活力が失われる中、家族は小規模化しつつ、地域の解体もすすみ、ひとりの人間が課題にぶつかった場合、助けを求める場所がほとんどなくなっていくであろう。何らかの形で「生活していくだけのお金や社会的繋がりがある人々」は幸せな生活を送る一方で、「社会的、経済的な問題を持つ人たち」が急増。柏崎でもこうした人々の2極分化がすすむことになる。大人の心は余裕がなくなり、他人のことには無関心となる。子どもは健全に育たず、不況のあおりもあって、人々はモラルを失っていく。
街中にはゴミが捨てられ、山間部や中心市街地は空き地などが目立ち、学校に行かない少年たちがたむろするなどの光景が日常となる。
生活困窮者が増え、子ども達の心は荒み、中高生の売買春や薬物汚染、エイズの多発、さらには虐待や暴力、強盗や殺人、地域のスラム化が進行していく。そして、数年の時を経て、選択肢2に移行していくのである。
(2)   選択肢2:「先進地の計画をもじるだけにする」
これは、現在もっとも通常の方法で、時間も労力も比較的少なく作ることができる。しかし、実際に住民の意識と乖離した、とても使えない福祉計画になっていくことが予想されるため、結局役に立たず、地域の状況は「選択肢1」のスラム化への道を突き進んでいくことになる。そんな閉塞感の中、この地域にも救世主が現れるのである。
ある若者がNPOを立ち上げコミュニティ再生のための活動が始まるのである。
そして、これらの活動が多くの住民を巻き込みながら徐々に住民自治に関する意識が高まりを見せていく。生活課題は増えつつあるものの、住民自らの地域自治を実現するための見守り活動や助け合い活動などが生まれてきた。
これらの取り組みはスラム化の進行を食い止めつつあるものの、隣三軒両隣のユートピアはかなり遠く及ばない世界であり、課題山積の状態である。地域の再生には今後20年、30年を要すると言った状況である。そんな中、行政や住民を巻き込んだ新たな地域福祉計画を作ろうという機運がたかまり、住民参加の地域福祉計画作りが始められる。その会議の席上、なぜあの時、地域福祉計画を作らなかったのか。そんな議論が起き、社協不要論や行政の責任を追及する市民団体が登場。当時の担当職員は次々とリストラされると言う悲しい運命をたどるのである。「選択肢1」を経ないで、すぐに「選択肢2」を選んだ場合においても結局、最終的には、同じ道をたどることになる。つまり私は選択肢1、2を選ぶといずれもリストラの憂き目に会うことが判明した。
(3)  選択肢3:「苦難を予想しつつ住民参加でつくる」
恐らく、行政や社協に対する苦情、陳情、要請ばかりでやらなければ良かったなどと本当に後悔するような日々になるかもしれない。しかし、強い意志をもって住民とともに議論を重ねていく中で、強い信頼関係が構築され、計画のための計画作りから、計画作りそのものが地域福祉活動であると捉える住民が増えていくのである。そして、地域の根付いた社協活動、住民が参加する社協、住民に信頼される社協が登場するのである。これが成功へのシナリオであり、私がリストラされないための道なのである。

3 今後の課題
職員の意識を共有、合意形成できるかどうか。
どれだけの職員を計画作りに投入できる。予算をどれだけ確保できるか。強い意志・勇気をもてるか。行政との協働。できて終わりの計画づくりから成長しつづける計画づくりへと意識を転換していくことである。

ちょっと、中途半端な終わり方ですが、ご意見・ご批判、皆様のアイディアをお待ちしております。


平成15年2月17日(月)晴れ お当番:まめ

「事業計画日記」
 1ヶ月後に迫った柏崎おもちゃフェスティバルのチラシを、至急でお願いするため、朝イチからチェックして、早速印刷屋さんへ。その後、来週に迫ったおもちゃドクター養成講座、再来週に迫った映画の上映会、1ヶ月後に迫ったおもちゃフェスティバル…細々した準備にそれぞれ優先順位をつけつつ、ひとつずつ片づける。…ふと気づくと、優先順位は、あたしのやりたい仕事が上位でやりたくない仕事が下位…だいたいにおいて、急ぎの仕事ほど、やりたくない…ダメじゃん。だからいつも、ドキドキ冷や冷や、あちこちに謝りながら仕事しんきゃいかんのじゃ…わかってるのにな〜。
 並行して、一番目につくところにおいてあるのは、来年度の事業計画書と予算書。今週中には、まとめなくていけません。「思い」のはいっていない予算書にそって仕事をするのは大嫌い。でもついつい、事業計画と予算をまとめなくてはいけない時期は、なんだかバタバタ忙しくて(←もーてがない)、結局「とりあえず」という形でまとめられてしまう…で、年度途中で補正を組んだり、年度末に慌てることに。今年こそは、しっかり職員同士で話し合いつつ(語り合いつつ?)、思いのつまった事業計画(予算書)にしたい!!…と思うのでした。


平成15年2月15日(土)晴れ お当番:まめ

「畳ゲット日記」
 ボランティアアドバイザー養成研修昼の部2回目。今日はしげさんプロデュースのワークショップ。参加者の皆さんにはボランティアコーディネーターになってもらって、価値交換ゲームを取り入れたコーディネートに挑戦してもらいました。今困っていること(あたしは@古切手がもっと欲しいA本町の空き店舗でお茶のみをしてくれる人が欲しいと記入)と、提供できること(あたしは@飲み会を盛り上げるのが得意Aイベント情報の収集と配信B残り物料理が得意)を記入して、それぞれの凸凹を埋めていきました。結果的に、うまったところは少なかったのだけど、とっても興味深いキーワードがたくさんでてきました。お金で解決できることできないこと、お金をだしてもいいことだしたくないこと、有償ボランティア、プライバシー、全体をみる視点と局所をみる視点とバランス、情報管理、信頼関係…etc。通学路が除雪されてなくて困る…それは行政のやることだろう…昔は近所の人がかんじきで道をつけたもんだ…今はみんな忙しく時間がない・・・ボランティアでしている人もいる・・・。
 実は、正直なことを言うと、途中居心地の悪い思いをした場面が何回かありました。それは、なんといったらいいんだろう…自分たち自身の仕事が未熟であることを痛感させられるというかなんというか…。はっきりした理由はよくわからないのだけれど、その点については、終わってからしげさんと、ふたりでふりかえりつつ、わかちあいました。ワークショップ自体の評価と、参加者のみなさんから聞かれた数々の貴重な声について…それから自分たちの仕事のこと…。今日はなんだかしみじみと、一緒に振り返ったり意見交換できる仲間がいることを、幸せに感じました。そうそう、わざわざ市外から参加してくださった方が、「いつも日記みてますよ〜」と声をかけてくださいました。前田さん、読んでますか?(笑)ありがとうございます。これからもおつきあいくださいね。
 夕方、本町の空き店舗に畳を運びました。空き店舗を利用して誰でも寄れるスペースを作りたい!という話の中で、ぜひ小上がり風の畳の間が欲しいよねと話していたところ、メンバーのひとりが、とってもいい畳をゲットしてきてくれたのです。ありがたいことです。


平成15年2月14日(金)くもり お当番:まめ

「日報一面日記」
 水曜日の夜、メールをチェックすると「柏崎日報みたよ〜」「祝、日報一面!」のメールが何通か…。およよ、とうとう載ってしまったか・・・。夕刊の柏崎日報、我が家は翌朝の配達なので、さっそく朝チェックすると、1年間の総合相談所の結果報告の記事に、相談所の看板横に写るあたし…。毎年この記事が載るときには、事務所の職員が交替で写るのですが、すでに全員載ったということで、実はわたくし2巡目(母はしっかりン年前の新聞をとっていて、さっそくくらべていた)。…まあ確実にお局様の道まっしぐらって感じ?(爆)ずいぶん大勢の方から「載ってたね〜」といわれて、なんだか恥ずかしいここ数日。でもまあ、「かわいくうつってたよ〜」なんていわれれば、じょんぎでも嬉しいってもんです。うぷぷぷぷ。
 昨日から今日にかけて、3月1日に上映する映画の案内をあちこちに発送しました。とにかく、福祉関係にこだわらず、多くの人にみてもらいたい…。これまであまり案内をだしたことがないようなところも、考えられる限り送りました。かなりの手間だったけど、今度はしっかりデータベース化して、コンスタントに情報を発信していけたらいいなあと思ってます。
 最近、ボランティア保険の相談が続きました。送迎補償、在宅サービス補償…。利用料をもらって活動をする団体がでてきたことで、ボランティア保険だけでは対応できなくなってきました。でも、これも嬉しい悲鳴。どうも拒絶反応をおこしてしまうのだけれど、あたしもしっかり勉強しなくては。
 夜は、ボランティアアドバイザー夜の部2回目。今日は、松波の里の石田さんが、ボランティアコーディネーターの役割について、お話してくださいました。


平成15年2月12日(水)雪のちくもり お当番:まめ

「中学生見学日記」
 今日は、第二中学校の1年生約100人が、福祉センターの見学にきてくれました。主に、社会福祉協議会組織のことと、赤い羽根共同募金についてお話しました。中学生に社会福祉協議会と市役所との違いを伝えるのはなかなか至難の技。ちゃんと伝わったかな?「共同募金の赤い羽根は何の鳥の羽根だと思う?」の問に「火の鳥!!」と元気な声が聞こえた時は、おもわず感激の笑い(?)が止まらなかった(笑)気軽に声をかけてくれる中学生が増えて、嬉しい限りです。
 サロンでは、おひな様づくりとチョコづくり。ボランティアさんが用意してくれた素敵な台紙に、折り紙で折ったおひな様を貼ると、なかなかの逸品に。あたしも、大阪でゲットしてきたガラスの小さなおひな様、みんなに自慢しました。手作りのチョコレート…暖房のきいたお部屋ではなかなか固まらず…。Tさんは「待ってらんない!」と、飲んでしまったらしい(笑)まあ、それもありでしょ。
 そしてそして今日は、狂言初体験。新潟まで、野村萬斎さんをみにいってきました。狂言って、あんなにおもしろいと思わなかった!かっちょよかったし(笑)


平成15年2月11日(火祝)くもりのち雨 お当番:まめ

「メール整理日記」
 祝日。そろそろパソコンを買いかえたいと思っているので、ずっと気になっていたパソコンの中身を整理しました。特に、保存してあるメール…いろいろな方からいただいたアドバイスや参考資料、それからあたしが送ったグチメールなどなど…。読んでいると、その時々の気持ちがすごくよく表れていて、ついつい読み込んでしまったりして。なので、予想以上に時間がかかってしまいました。
 午後は、ハモ姐‘Sメンバーの1人と、ピッカラの生放送に出演。先日のプチライブの時、マスターしたばかりのハッピーハッピーバースディを、みなさんのお誕生にプレゼントしますよ〜、それも歌の通り「♪午前0時を過ぎたら〜」ということで、夜中に枕元で・・・なんて言っていたら、そのことをお話してください!とのこと。うひょ〜!依頼があればいくらでもやるんだけど、それって結構迷惑じゃないかしらん???といいつつ、生放送で宣伝してしまった。で、なぜかついついのせられて、2曲ほど歌ったりして・・・ほんのワンフレーズですが。いやはや、いろいろなところから声を掛けてもらって、嬉しいことです。


平成15年2月10日(月)晴れ お当番:まめ

「事例の原稿作成日記」
 県庁で県内のサロン活動についての事例集をまとめるということで、福祉センターのサロンにも原稿の依頼をいただきました。これまた恥ずかしながら、〆切を過ぎてしまっていて気になっていたのですが、今日やっと完成しました。予想以上に記入項目が多くて、悪戦苦闘。その後は、3月1日に開催されるドキュメンタリー映画上映会についての案内発送。これも急がなきゃ…あわあわ。
 そうそう。金曜日からあたしが遊んでいる間、福祉センターでは「ボランティアドバイザー養成研修会」が開催されました。金曜日は夜コース、土曜日は昼コース…今回は、ずっとボランティア活動にきてくれていた大学生が、講師をしてくれました。残念ながら、わたしはその話を聞くことができなかったのだけど、原稿を読んだら、なんだかじーんとしてしまった…。活動をはじめたきっかけから、今日までのこと、それからこれからのこと、素直な心の動きが伝わってきて、本当に嬉しくなりました。彼らは就職のために市外に行ってしまうのだけれど、彼らと出会えて本当によかったなあと、しみじみ感慨にふけってました。


平成15年2月9日(日)くもり お当番:まめ

「強行週間終了日記」
 昨日は、金沢の姉と一緒に大阪へ。毎年恒例の大阪行きは、ライブを楽しむためなのですが、付随する楽しみもたくさんあり。買い物ももちろんのこと、なんといってもまずはランチにビール。うふふ。とっても素敵なカフェ風のお店で昼間から飲むビールは、そりゃあ美味しいでしょ!!ライブはオールスタンディング。ちんちくりんのあたしは、立つ位置に気を付けているのだけど、始まってみたら残念ながらほとんど見えない…ありゃりゃ失敗。あんまりがんばって背伸びしたり首を伸ばしてみていると、間違いなく筋肉痛になるので、あまり無理せず、でもしっかりノリノリで楽しんでいました。で、突然、あれ、冷たい…ん??は?!…どうやらヴォーカルの投げた水入りペットボトルがあたしのおでこにぶつかったらしい…冷たい。まわりでは、みんなが「きゃ〜」とボトルの取り合い。残念ながらとりそびれた姉が立ち上がってみたものは、水をかぶった情けないあたしの顔…。次の曲のあいだ中、ずっと姉は腹を抱えて笑ってました。…先月行ったライブでも、ギターのピックがあたしにあたったんだよな〜、それも2回も(いずれもピックはゲットできず)。あたしって、いい的なのだろうか…。
 ライブ終了後、いつもなら予めリサーチしておいたお店でおいしいビールをいただいて、大阪泊なのですが、今回はそのまま金沢にお帰り。ということで、車中で駅弁とビール。うふふ。なかなかこんな機会ってないので、めっちゃ幸せなのでした。うふふ。
 で、今日は、早起きして6時台の電車で帰柏。午後から、トライネットさんの会で、歌を歌わせてもらうことになっていたので、さっそくその会場へ。今日は、あのエールバンドさんの前座ということで、久々に緊張。エールバンドさんのリハーサルを聴きながら、だんだんみんな青くなる…。で、あたしたちの番。アルコールがないと、何とも心細いあたしたち…もう、声はうわずるは、歌詞はでてこないは悲惨な状況で、さっそくお昼を食べながら緊急ミーティング。本番には落ち着いて、まあまあ70点くらいのできでしょうか。あとは、エールバンドさんの曲を聴きながら1時間ダンシングダンシング!!いや〜楽しかった。
 ということで、この2週間、半分は外泊していたという強行週間が終了。家事をちっとも手伝わなかったわたしをお許しくださいm(_ _)m…それに、あたしの生活にあわせて、お風呂がおやすみなったり、昼間っからお風呂にはいることになってしまうばあちゃん、ごめんね。


平成15年2月7日(金)晴れ お当番:まめ

「ああ〜局長日記」
 昨日はサロンボランティアさんの研修会でした。この事業も3年目が終わるので、来年度の活動をさぐるためにも、ぜひぜひみなさんの声をたくさんききたいと思って、先日埼玉でならったばかりの「全員参加型フリップ方式パネルディスカッション」を取り入れました。年配の方もいらっしゃるので、いやがられるかな〜と心配していたのですが、予想以上に快く参加してもらって、途中からは手を上げての発言もでてくるようになりました。うんうん、これはなかなかよい傾向。・・・ただ、みなさんお話したいことがたくさんあって、フリップを使う意味がなくなってしまったかも?わたしの説明が足らなかったと思うので、少しずつ改良しながらまたチャレンジしてみよう!その後、グループワークで、「サロンに欠かせない3つのもの」というテーマで、これまた先日の研修会で仕入れてきた方法を少しアレンジして挑戦。大切なキーワードがたくさんあがったので、おおいに今後の参考になりそうです。午後からは、レクリエーションの講習会。地域のサロンで使えそうなものを、私が伝えるだけでなく、地域で盛り上がったものを、いくつか再現してもらいまいた(わたしの手抜きともいう…)。みなさんがそれぞれ発想豊になってきたというか、その場の雰囲気にあったアレンジがとっても上手になったような印象を受けました。ぜひぜひ手抜きしながら、楽しみながら、サロン活動を続けてもらいたいと思っています。
 夜は、ギリギリまでがんばって、福祉のひろばの原稿書き。来客や電話の多い昼間は、どうしても手書きの部分がすすまないので…。完成まではいかなかったけど、まあ先が見えたので、明日の朝がんばろう!と帰宅。…が、それがいけないのですよ、いつもいつも。今朝の朝礼で、局長が10時から新潟出張に出掛けてしまうことが判明。あ〜、それまでに書き上げて目を通してもらわなきゃ…とあせればあせるほど、字は間違えるし、慌てて書き直せば汚れるし…あわあわあわわわわ。そして局長はでかけてしまった…ああ〜局長。おそるおそるまわりに聞けば、夕方も戻らないらしい…ああ〜絶望的。どうしよう…どうか間違いがありませんように、チェックがはいりませんように…と祈りながら、印刷屋さんへ原稿を持参したのでした。
 今日はこれから、金沢に行きます。いろいろ気になることも多々あるけれど…考えないようにしよう。あうう…。


 平成15年2月5日(水)晴れ お当番:まめ

「しめきりぶっち日記」
 昨日は何をしに東京へ行ったかというと「バイオマス等未活用エネルギー実証設置事業・同調査事業成果報告会」に出席するためです。現在北条地区に建設中のデイサービスセンターは、雪を使って冷房するために、雪室をつくったのです。「新エネルギー・産業技術総合開発機構(通称:NEDO)」から助成金をいただいているので、その報告会ということで行ったのです。わたしはOHP係で行ったのに、名札や座席は「講師」になっていて、もう恥ずかしいやらなんやら・・・。他の団体の報告は、恥ずかしながら私にとってはちんぷんかんぷん、一番最後に発表するわたしたちは、とっても場違いのようで、だんだん切なくなってくるようでした。昼食時の情報交換会でも、いろいろな業者の方が名刺をもってきてくださるのだけど、本当にもう冷や冷やドキドキ。いつもだったら、積極的に名刺交換をするのだけれど(笑) 発表後、NEDOの方が声をかけてくださって、お話をしていたらなんと社会福祉士をもっていらっしゃるということでびっくり。失礼ながら、まさか、あの場所で福祉士の方にお会いできるとは思いませんでした。どこかの研修会でお会いするかもしれませんね、といって失礼してきました。
 新幹線まで時間があったので、なぜかドンキホーテを散策し、博多ラーメンを食べ、沖縄のアイスを食べ、ギャバンの塩を買ってきたわたしは、田舎モンというかなんというか・・・・。
 今朝出勤すると、おおっ、とうとう届いていました、福祉のひろばの校正が。う〜ドキドキ。・・・の前に、今日はサロンの日。お天気がいいせいか、久しぶりに参加してくださる方や、飛び込みの方、見学の方が大勢ですごいことになっていました。が、すっかりボランティアさんにおまかせ。明日は、地域サロンボランティアさんの研修会があるので、まずはその資料を作らんことには、落ち着かない。・・・の前に、午後からは広域圏共同事業の実行委員会だった。まずはその準備が先か・・・。こういう日に限って、嬉しい話とか、おもしろいお話を持ってきてくださるお客さんが多いんだよな・・・嬉しい悲鳴。あわあわあわあわ・・・。いやいや、やっぱりいつまでも後回しにしておくことはできない・・・・と原稿に向かったのはすでに5時をすぎていました。印刷屋さん、いつものことながら、しめきりをすぎてしまったごめんなさい・・・深く反省。


平成15年2月3日(月)雪のちくもり お当番:まめ

「あわあわバタバタ日記」
 昨日の単独プチライブは、そりゃあもお、盛りあがりました!おいしい料理を食べながら飲みながらしゃべりながら「いくらでも歌っていいよ〜」なんて本当に幸せ、うふふ。お客さんがとっても応援してくれたので、未完成でのぞんだ曲も、初めて成功して自分達がびっくり(爆)本番に強いというかなんというか、やっぱりアルコールが必要なのか???
 日付が変わるまで飲んだり食ったりしてたので、ちょっときつい週明けではありましたが、楽しいことの後はそんなのなんのその。・・・・のはずでしたが、朝イチにちょっと気分を害することがあって、ものすごくイラついてしまった・・・本当にイラついているのは、相手に対してではなくて、嫌だったことを、ちゃんと相手に伝えられない自分自身。これじゃあ、なんの解決にもならない・・・。本当に気持ちの余裕がなくなってしまって、なんかちょっとつっついたら涙がでてきそうで、めずらしく笑うこともできなくなってしまった。でも、窓口にいてそうやってるわけにはいかないので、できるだけ窓口でおしゃべりして復活しました。・・・まあ、もとは単純なんだな、あたしって。
 明日は東京に出張ということで、今日中に終わらせておかなくてはいけないことが山積み。あれもこれも・・・と思えど、なんだかあわあわするだけで、あっちにいったりこっちにいったり、バタバタするだけで時間がすぎてしまった。広報の原稿も書いてない、県庁に提出する原稿もまだ、研修会の資料づくり・・・どころか、企画もまだ、会議の資料もまだ・・・あ〜。水曜日はまじめに仕事しよう。


平成15年2月2日(日)晴れ お当番:まめ

「単独プチライブ日記」
 金曜日にお泊りした市内鯨波のN屋旅館さん。もう最高でした!料理がおいしくて、本当に感激!!ぜひみなさんもご利用あれ。
 昨日の午前中は、商店街の空き店舗を利用した事業の打合せ会。久しぶりにメンバーほぼ勢ぞろいで、話が急テンポに前進。「○○があったらいいね〜」というと、誰かが「ほいほい!」とその場で連絡をとって、いろいろゲットしてしまうという、なんともおもしろい会です。肝心の、お金の生みどころはまだありませんが、みんなが「なんとかなるでしょ!」ののりで、3月1日スタートを目指します。
 今日はこれから、初のハモ姐’S単独プチライブなのです。うふふふ。まだまだ未完成の新曲が多いので不安もありますが、せっかくの機会なので、歌いつつ、飲みつつ、しゃべっちょしつつ、楽しんできたいと思います。


平成15年2月1日(土)くもり お当番:おだけ

「祝柏崎高校野球部甲子園初出場」
1年半ぶりの登場です。前回は平成13年の9月頃でした。
なんで、でてきたかというと僕の母校の柏崎高校が選抜に出場することになったからです。
それと1度は、僕の球史を発表してみたかったというのもあって、赤裸々に綴ってみたいと思います。
僕は、平成3年、3年生で迎えた夏の大会、当時新潟明訓高校の小林幹英(現広島カープ投手)と対戦する幸運に恵まれました。
その年は春の大会ベスト8になったにもかかわらずシード校として、組み合わせの関係上1回戦からの登場でした。
1回戦は、関根学園との対戦。確か5対0くらいでだったかな。私たちの先輩は結構強くて、頻繁に北信越大会に出場していたのですが、強かったチームが1回戦で関根学園に負けたこともあって、勝手に因縁の対決だと感じていました。
2回戦は、常盤高校との対戦。見事勝利。
3回戦は高志高校との対戦。比較的午前中の第一試合が多く、暑さもほどほどでしたが、この日は暑かった。みんなフラフラになりながらゲームをしていた記憶があります。
4回戦は、天下の中越高校。初回に満塁ホームランが飛び出し、5点を先制。しかし相手ピッチャーも立ち直りを見せ、きれ味するどいスライダーがストライクゾーンの四隅に決まり始めました。負けゲームのような展開でしたが、ホームランの威力は大きい。この大会、決勝戦以外は1本ずつホームランが飛び出し、打線は好調でした。
そして、いよいよ準々決勝。相手は十日町高校です。その時の印象は、十日町は市をあげて応援していているなぁ〜と言うもので、応援に負けそうでした。こちらの応援スタンドと言えば、父母と部員、クラスメートが数名といった状況でした。
その勢いの差が影響したのかどうか、序盤十日町に先制され(今大会初めて先制されたのでもう負けるかなという苦しい展開でした)、2回も満塁のピンチを迎えましたが、牽制球と封印していたセットプレーで無失点で切り抜けました。
その後、流れがガラッと変わり、結果としてはコールド勝ち。
その10年後、まったく逆の展開がおきるとは・・・・一昨年柏高が10年ぶりの準々決勝進出を果たしましたが、その10年前が僕達だったのです。相手チームも同じ十日町高校です。十日町高校はそのまま順調に勝ち進み、甲子園に行きましたが、その時の十日町の部長先生は、私たちの時の監督、富樫先生でした。
そして、準決勝は新発田農業との対戦です。春先、新発田遠征を組んでいたのですが、直前で対線ができなくなり、これまた因縁の対決です。
展開としては、新発田農業が先制、加点。柏高が離されては、追いつきを繰り返していました。試合後の新発農のキャプテンの談話も、「離しても離しても追いつかれて苦しかった」とコメントしていました。。そして試合は延長戦に。
新発田農業が1点のリードを奪い、最後の攻撃となった時、不思議と負ける気がしませんでした。先頭打者が出塁。送りバントがフィルダースチョイスを誘い、1・2塁となり、その後さよならスリーベースヒットで見事決勝進出を決めました。11−10くらいのゲームだったと思います。
そして、決勝戦です。小林幹英率いる新潟明訓高校との対戦でした。結構、彼は1年生の頃から有名で、一度は対戦してみたい相手でした。
それを目標に頑張ってきたと言っても過言ではありません。みんなの夢が実現したのです。
初回、2点を先制され、着々と加点されました。私も1死満塁のチャンスに代打で出場する機会を与えてもらいました。結果は空振り三振でした。最後は、インコース高めのボール球をおもいっきり空振り。思わず、勢いあまってひざをついてしまったのですが、振り切ったという思いと三振した悔しさで何とも複雑な気持ちでした。立ち上がる時、空を見上げました、青かった。ベンチに帰る時、監督が無言で頷いていたことで少し救われた気持ちになりました。
淡々と試合は進んでいきました。もう、勝ち負けなんか気にしていませんでした。もうすぐ僕の高校野球が終わるんだなぁと漠然と感じていました。
これが甲子園にいけるチームと惜しくもいけないチームの差なんだと、今はしみじみと感じます。
試合終了後、ホームペースを挟んで挨拶をします。お互いの健闘を称えあいました。
その時は、何ともさばさばした気持ちでした。僕は涙も出ませんでした。ただ、これから受験勉強だなと考えていたように思います。
ふりかえると、新チームになった秋の大会、上越球場で高田高校にコールド負けし、しかも参考記録ながらノーヒットノーランを食らっていました。
「僕達は強くない」「いい選手はそろっているけど、上には上がいる」と自信を失っていたのかもしれません。監督の「おまえ達はベスト4の力がある」という言葉が白々しく聞こえた時期もありました。「あの強気はどこから来るんだろー」とも、思いました。
ただ、負けた教訓はありました。上越球場で高田高校が登場するということは、大変なアウェーです。野次や怒声に容赦なくさらされます。相手のベンチからもすごく野次られた。フェアプレー精神の前に、「勝ちたいという気持ちが声にしなければいけない。勝ちたいと強く思わなくてはいけない」と気づきました。
冬を越し、春になりました。そこで新発田遠征中止事件がおきたのですが、春の大会は順調に勝ちつづけました。と言っても地区予選では高田工業との対戦、大きくリード奪ったものの降雨コールドで再試合。その再試合では終始シードを奪われ、9回2死からホームランが飛び出し、同点。最後は延長戦をサヨナラゲームで勝つと言う苦しい展開の試合がありました。不思議と高田工業とは相性がよく、在学中1回も負けませんでした。これは私たちが入学する前からそうだったようです。私たちが2年生の時、高田工業は県内で1回も負けずに甲子園に行ったのですが、その時は1回練習試合を組んでいたのですが、雨で流れましたし、公式戦の対戦はありませんでした。
さて、話を戻しますが、県大会の1回戦は新発田球場でした。監督曰く、新発田球場との相性は悪く、ここでは一度も勝ったことがなかったそうです。外野手がモグラの穴に足をとられてランニングホームランを許したこともあったとか、なかったとか。
でも、やりました。川西高校を相手にまさかのコールド勝ち。あと一回勝てば、北信越大会に出場。そして星陵の松井(今年からヤンキースに)に会えるかななんて思っていたら、五泉高校に敗退。
「声を出す。勝つためにはとっても必要なこと」だと、ものすごい確信を得た大会でもありました。
そんなこんなで、夏を迎えます。しかし、大会前の1ヶ月。練習試合は全部負けました。こんなところに負けるかなというようなチームにも勝てませんでした。
そんなもんだから、1回戦で負けるかもという不安は結構強かったように思います。組み合わせを聞いたら、関根学園だし。
大会、当日、上越球場の周辺でアップを終えて、監督の前に集合しました。
監督が、年に何回も見せない笑顔で「いよいよ来たな。」あとはなんと言ったか覚えていませんが、だいたい、試合中にこの笑顔をみたら負けゲームです。
なもんだから、監督も相当、不安があったのではないでしょうか。今、あの時の監督とほぼ同じ年齢になり、感慨深いものがあります。
そして今でも、母校の応援にはちょくちょく行っています。今年のチームは本物です。実力で21世紀枠を勝ち取りました。夏の甲子園のいい練習になると思います。
甲子園を楽しんできてください。どんな状況になっても、気を抜かず、最後まであきらめず全力で戦って欲しいと思っています。僕も最後まで全力で応援します。
それでは、また甲子園に出場した時に、この日記に登場したいと思います。
夏にも登場できるかな?


                            
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