職員の赤裸々日記                                                 

平成14年5月31日(金)晴れ お当番:まめ

「草取り日記」
 昨日今日の2日間、地域の福祉組織に交付する補助金をとりにきていただくことになっていたので、みなさんにお会いできる貴重な時間として、窓口でずいぶんいろいろなお話をおききしました。
 高田地区の会長さんとは、やはりモデル事業のこと。お金を使わなくてもできることはたくさんあるので、なかなかいただいたお金を活用して事業をすることって難しい、それだけでなく、「学校を核とした活動を」といわれても、週5日制になったことで、学校は授業時数の確保のために、あまりその他の活動に時間をさけない、かといって土曜日の行事となると、先生はこれないので、地域の人が全責任を…ということになる。なかなか思うようにはいきませんねえとのこと。来週以降、さっそく出向いて詳しい相談をしたいと思っています。
 川内のサロンでは、月に1回のサロンの他に、公会堂を開放する日を増やして、もっと気軽に寄ってもらえるようにしたいと企画中とのこと。これぞ本当のサロンでしょ!今後の活動に興味津々です。
 城東のサロンでは、この前の日曜日、こどもたちと一緒に囲碁をする企画をしていたのに、子どもたちは風の陣へ行ってしまって、誰もこなかったとか…それもまた、次回へのいいヒントになるでしょう。
 北鯖石では、公民館とむつみ荘とタイアップして、施設での継続したこどもの活動を企画。これも、今後の動向が楽しみです。
 …ということで、この2日間、いろいろな情報をおききしました。6月は、どんどん地域に出ていこうと思っています。
 夕方、民間デイサービス立ち上げのことでお客様。柏崎でも、いろいろな動きがでてきているようなので、どうか、いい方向に動いていきますようにと願わずにはいられません。もちろん、何か支援できることがあればお手伝いさせてもらいたいと思っています。
いつか自宅でデイホームをやるのが夢のわたしは・・・というと、久しぶりに読み返した本の影響もあって、やっぱり介護保険にのらなくても、民家でこじんまりしたデイホームをやりたいなあと思っています。あまり出かけたがらないばあちゃんのこともあって、これはやっぱりデイホーム・・・な〜んて、久しぶりに家族で話題にしました。父も母も基本的には大賛成なのですよ。だけど、あたしが結婚しないうちは、だめなんだって。・・・じゃあ、あきらめるか・・・。母は、「じゃあ結婚するか」を期待してたらしいけど、すんません(笑)
 デイサービスやデイホームが増えていけば、将来的には介護保険をずいぶんサポートできるのになあと思っています。早朝から夜までやっているデイホームがあれば、出勤前に送って、仕事が終わってから迎えにいく・・・。日曜日だって、出かける前に送って、帰ってきたら迎えに行く・・・。そうすることで、ショートステイを使わなくても在宅で過ごせる人が、たくさんいるのでは?と思うことがあります。いずれにしても、柏崎にもそういう動きがでてきたようで、嬉しいことです。
 さて。日曜日はクリーンデイということで、夕方、センター周辺の草取りをしました。最近、草取りがとっても楽しいわたしとしては、鎌で刈る草取りではなくて、「抜く」草取りがしたかったけど、すっきりしたことにはかわりないので、めっちゃ楽しかったです。それから、局長の「鎌さばき」が素晴らしくて、感激しました。


 平成14年5月29日(水)晴れ お当番:まめ

「新たなヒント日記」
 サロンの日。今日が初利用の方、今朝は薬の効きが悪かったせいか、ボランティアさんの車に乗るのが困難で、職員が対応しました。帰りにはわたしも同行して、ちょっと作戦会議。ん〜、なんとか利用してもらいたい。どうやって送迎するか…車いす対応車ワゴンRの出番かな?新しいボランティアさんの開拓か…。ちょっと考えることにしましょう。新しい発展方向へのヒントになりそうです。でも、基本的にどんな人でもOKというほうが、なんと楽なことか!断る理由も考えなくていいし、大変な人でもきてからどうしようか考えればいいし・・・とあいかわらずいい加減ではありますが、なんだかわたしの肝がすわったことで、ボラティアさんも利用者の人も、かえって落ち着いて過ごせるような気がしてきています。まあ、あいかわらず、やりながら何かいい方法をみつけていきましょう。
 午後から、北条のコミセンへ。福祉のひろばの表紙に使う写真がみつからなくて、あわあわしていたときに、報告書に添付してもらった地域活動の写真を思いつきました。ということで、今回は北条地区の写真を借りようと思って行ったのですが、またまたすっかり長居してしまいました…。人材バンクの活動状況も興味津々。何かあれば、小さな講座でも出前させてください!と宣伝してきました。
 ということで、お借りした写真をもって、印刷屋さんへ直行。…でもまだ手書きの部分は白紙。今回は、「これっ!」といった「あとがきネタ」がないのです。どれもこれも、「オチ」がいまいちなので(…社協広報のあとがきに「オチ」を真剣に考えているあたしもどうなのか???)気分転換に、2階ロビーで遊んでいるこどもたちのところへ久しぶりにおじゃま。…彼らは、中学生になっていました。いつも遊んでいるカードゲーム「マジック・ザ・ギャザリング」というのだそうです。今日はメモをして、おぼえてきました。はい。


平成14年5月27日(月)晴れ お当番:まめ

「夜マック日記」
 月曜日の午前中というのは、なんだかホントにあっという間に過ぎてしまいます。今日は特に、日赤の社費をもってきてくださった方が大勢で、気づいたらお昼でした。午後からは、少し落ち着いて福祉のひろばの原稿整理。だんだん、印刷屋さんに会いにくくなっていきます…。
 夜は、naoさんとたえちゃんと夜マック。網展で展示されたSHINGOさんのイラストの中に、マックのマークがいくつかでているのを見つけたマックの店長さんが、拡大したものを国道店に飾りたいといってくださり、急きょ商談(?)成立。今日はそれをみに行ったのですが、残念ながらまだ飾られていませんでした。でも、大阪出身の店長さんが、業界の裏話などなどいろんなお話をきかせてくれました。まだ柏崎にきて2年弱、でも商売柄とっても柏崎の歴史とかよくご存じなのですよ。「誰にも負けない柏崎オタクでありたい!」と願う自称柏崎オタクのわたしもタジタジ。そいういう視点もおもしろいな〜と、とっても参考になりました。また行かなくっちゃ。


平成14年5月25日(土)晴れ お当番:まめ

「やる気になった日記」
 今日は、新潟県社会福祉士会の総会と全体研修会。午前中の総会では、中越ブロックから柏刈ブロックが独立することが正式に決まりました。わたしは、柏崎地区の理事(またの名を、飲み会召集係)をさせていただくことになったので、相談しながら定期的な勉強会を開いていきたいなあと思っています。
 午後からの全体研修会は、県の社会福祉士会設立10周年を記念して、龍谷大学の久田則夫先生と社会福祉事業大学の大橋謙策先生の講演。

 久田先生は、倒産した企業の体質を例にあげながら、プロとしてのあり方について講義。まっさきに、リスクマネジメント(危険の芽にはやく気づいて、その芽をつみとるために確実にアクションを起こす)への意識の低さを指摘されました。気づくだけではダメ……振り返ればいつも何かの理由をつけて、やらないことだらけ、そして、いつも誰かのせいにしている…思い当たることだらけのあたし。まだまだ、利用者主体の意識が低い事にも気づきました。物事の優先順位…無意識のうちに、自分に都合のいい優先順位になっているなんて…。顧客ロイヤリティ効果の話も興味津々。これはまた機会を見つけて書きます。
 大橋先生のお話は、前から一度きいてみたいと思いながら、やっときくことができました。先生ご自身の反省点もまじえての、するどい視点はある意味痛快。
 まず、事例検討がサービスマネジメントになっているという指摘。その人がどういう人生を送ってきたのか、その人がどういう人生を送りたいのか、その人がもとめている人生をあきらかにして、その生活を保証するためにどのサービスが必要か?または、不足のサービスを開拓していくのが、ソーシャルワークであるということに、わたしの中でずっとモヤモヤして事が解明されてすっきり。この前も、本人不在の事例検討に欲求不満をおぼえていたばかり。そうそう、やっぱりこういうことって大事。幸か不幸か、本来ある程度同じになるはずといわれているケアプランも、今のところは医療職と福祉職の立てたプランは、まったく異なるものになることが多いです。どちらがいいとか悪いとかではなくて、何か腑に落ちないものを感じていました。ケアプランの指導というと、なぜかどこの研修会でも保健師さん。それが悪いということではなくて、そういうところでも、日本でのソーシャルワークが発展途上といわれる所以かと、あらためて痛感。「求めと必要と納得に応じたケアマネジメント」…プロとしての意識が問われる言葉だなと思いました。
 平成2年の福祉八法改正は、「在宅福祉」をみすえて行われたのに、高齢者のイメージばかりで障害者、子育て・・・は考えてこられなかった、もっと考えるべきだった…というお話にも納得。高齢者、障害者、こども、精神障害者・・・等々、担当課ではそれぞれの情報を持っているけれど、家族としてとらえている例はかなり少ない状況。長野県の茅野市では完全分権化をとりいれ、福祉事務所と保健師を出先機関にしたことで、一件にひとりのSWがつく「ファミリーソーシャルワーク」が実現しつつあるということもお聞きして、やっぱりこれだっ!!と感激。柏崎でも、コミセン単位にボラントピアの会など福祉組織がありますが、忙しい指導員さんさんにお願いして活動してもらっている状態。コミセンには、福祉のことだけでなくIT関係、ゴミのこと、環境のこと、医療のこと、下水道のこと・・・などなどあらゆる事業委託が行われていててんやわんわ。それだったら、いっそのこと、しっかりと身分保証された専門員を配置して、きめの細かい活動ができるような支援体勢整備について行政と話し合っていきたいというのが、当面のあたしの夢でもあります。やっぱりもっとトータルで考えていきたいとあらためて思いました。わたしたちや行政サイドでは、どうしても縦割りでないとまわらないことはあると思うけど、住民サイドからみたときにいかに「どうせ、縦割りだから・・・」とは感じさせないようにつながっていけるか・・・これからわたしたちの姿勢が問われるときかもしれません。
 何となくわたしたちは、自信のなさから、ソーシャルワークということをあまり前面にだしてきていません。だけど、資格をとるだけで完結するのではなく、もっとがんばらなきゃと猛烈に反省。恥ずかしながら、今日の講演で、試験のときに用語でしかおぼえていなかった歴史的な流れが少しわかりました。また勉強をしてみたいなあと思ったらり、いやいや、やっぱり実践したいと思ったり・・・の1日でした。


平成14年5月24日(金)晴れ お当番:まめ

「地域福祉活動の手法日記」
午前中、中鯖石健康福祉の会の総会へ。昨年度の反省を活かしつつ、今年度はどういう方向に活かしていくかというきめ細かな話し合いが行われました。いずれコミュニティデイホームを立ち上げるために、まずはサロンからやってみようか・・・というような声も。やってみたい気持ちのある人、実現可能な人もたくさんいるけれど、まずはどこにその声を出して、どいういう運びにしたらいいのか・・・というような具体的な手法まで話し合われた有意義な時間でした。
 午後は、ボランティアセンター運営委員会。新しいメンバーになって初めての委員会。何かまた新しい視点で、刺激してもらえるといいなあと思います。
 さてさて。福祉のひろばの原稿・・・月曜日ではホントに1週間遅れてしまうので、なんとか今日中に原稿を手元から離したい・・・。うめられるところだけはうめて、帰りに持って行こうと思って玄関を出たら、そうだ、あたしって今日はチャリだった・・・。おまけに印刷屋さんにたどりついたら、もう誰もいなかった・・・。でも持ち帰るのはイヤなので、戸のすきまにいれてきてしまいました。ごめんなさい。


5月23日(木)晴れ お当番:まめ

「HP更新日記」
 まかされていた社協のパンフレット、やっと印刷屋さんに発注しました。といっても、まだまだたたき台状態。それでもずっと気になっていたので、手から離れて少しほっとしました。あとは、福祉のひろば…。すでに20日の締め切りはすぎているというのに、今日になってから原稿依頼しているのだから、ホントにあたしってすごい心臓です。はい。
 ホントは、お昼休みも寸暇を惜しんで仕事するべきところ、どうしてもHPの更新をしてみたくてうずうず。さっそくやってみました(現実逃避ともいう)。あらためてやってみると、講座で習ったものとバージョンがちがうので、思うようにいかないのですが、少しはかえられました。でも、転送ができん…。明日またチャレンジします。
 嬉しかったこと。先日役所の方が、惣万佳代子さんの情報を調べていてヤフーで検索したら、この赤裸々日記がひっかかったそうなのですよ!さすが「いいねっか」の力は偉大と、感激しました。はい。


 5月22日(水)晴れ お当番:まめ

「チャリ通日記」
 サロンの日。今日は久しぶりに、ミュージックケアなしですごしてみました。歌を歌う人は歌うし、話をしていたい人はおしゃべりと、まったりモード。ボランティアさんが「何かやらなきゃ」とか「盛り上げなきゃ」と思わなくてもいいということを、感じて欲しかったので。
 今日は飛び込み参加で93歳の女性。ほとんど外に出掛けることがないということで心配してましたが、まったりモードだったので、すんなりはいられたようでした。また、いつもお友達と利用している方が、初めておひとりで参加。ちょうど初めて来られた方とお話があったようで、お互いによかったようです。
 帰り、ひとり運転ボランティアさんが時間になってもこなくて、ドキドキしながら電話。「…どうかご本人さんがでませんように」という願いもむなしく、1コールでご本人が…。まあそんなこともあるさっ。久しぶりに、わたしが送っていきました。戻ってきてから、部屋のカギをしめに行こうとしたら、ロビーでボランティアさんがお茶を飲んで、いろいろ情報交換していました。これはチャンス!とばかりに、感想などお聞きしながら情報収集。気がつけば、サロンをはじめてから半年。いろいろなことがあったなあとしみじみ。最初は、11時をすぎるとそれぞれ「帰る」といって落ち着かなくなるので、こちらもなんだかドキドキしていたような気がします。多分、こちらの不安が伝わって、落ち着かない雰囲気になっていたのかもしれません。参加者の方が落ち着いて過ごせるようになったのは、私達自身が落ち着いて過ごせるようになったからかもしれません。少しずつ、いろいろな効果がみえるので、なんだか病みつきになるね〜なんて話していました。
 ちょっと気になるのは、介助のボランティアさんが不足気味ということ。ボランティアさんが休みにくい状況にはしたくないと思っているので、もう少し仲間が欲しいなあと思っています。
 少し話しこんでしまったので、あとは地域への補助金通知などをまとめているだけで、時間が過ぎてしまいました。ありゃりゃ。まあ、また明日がんばりましょう。
 今日からやっとチャリ通を再開。あじさいのつぼみが見えました。


平成14年5月21日(火)晴れのち雨 お当番:まめ

「地域福祉ボランティア推進校日記」
 午前中は囲碁をおぼえようの日。私がのぞきに行くと、すでにもう練習がはじまってます。6月の予定を相談して、子どもさんとも一緒にできるように、1回は土曜日にやってみることにしました。…ちょっと「さくら」を探しておこうかな・・・。
 午後から、地域福祉ボランティア推進校指定事業説明会。わたしにとっては初めての会合。なので、昨年までは新規指定校説明会だったのを、継続校からも参加してもらって、実際の活動状況などをきかせてもらいながらすすめました。
 この事業は、福祉協力校指定事業が一巡したために、平成12年度から2カ年指定の新規事業としてとりいれられたようです。10年以上まえに、福祉協力校事業がスタートしたときには、モデル事業としての色合いも強かったと思いますが、総合学習がはじまった今では、学校の福祉活動はそう珍しいことではなくなりました。なので、どこに指定する付加価値をみつけるのかということが、私の中でしっくりこなかったのですが、特に新しいことをするのではなくて、これまでのことを少し視点をかえてやってみたり、より地域とのつながりを意識した活動に取り組んでもらえたらという気持ちで説明しました。あとは、社協が実施する子どもに関する事業を、ぜひ活用していただけたらいいかなあということで、しげさんにも活動のPRをお願いしました。
 毎年秋に実施している、福祉教育研究発表会は、指定事業が終了した学校から活動の成果を発表してもらうために企画するのですが、土曜日にやれば保護者の方も来れるのかな?と相談しているところです。が、土曜日だと、学校の先生の方が出席しにくいのでは?とお聞きして、ちょっとびっくり。ん〜、仕事が休みでもいくぞ〜!と言ってもらえるくらいの企画ができればいいのですが、なかなかそうは行かないのか〜…。とりあえず、初めての会合でもあり、なんだかこれが終わるまでは落ち着かなかったので、終わってほっとしました。
 夜はゴスペル。少人数で発表したりしているのですが、微妙な音のずれを調整するには、まわりの声をよくききながら歌わないといけないし、よくきけばつられるし…ということで、まだまだみんなが我が道をいくというかんじです。早いモノで、来週はもう最後です。


平成14年5月20日(月)晴れのち雨 お当番:まめ

「遅刻日記」
 何がショックだったって・・・・・。
この日記は、福祉センターのパソコンを使ってアップしています。でも、そのパソコンはボランティアグループのみなさんに開放しているもので、いつでも使えるわけではありません。なので、日記はだいたい家に帰ってから書いて、フロッピーに1週間分たまると、アップするようにしています。で、今日は月曜日。先週の分をアップしようと思ったら!・・・・なんとフロッピーが壊れていた・・・・めっちゃショック。先週は、ヒントになることもたくさんあったので、大事な大事なメモがたくさんだったのに・・・。思い出せる部分は、その日に戻った気分で書きなおしました。はあ〜。
 土曜日は、高校時代の陸上部のOB会。久しぶりに先生も交えての集まり。高校卒業して以来の顔もあって、とっても楽しかったです。久しぶりの先輩は、「キミは、確か砲丸投げだったよね」って・・・。「いいえ」「あっ、ごめん、槍投げだったっけ」・・・。こう見えても、あたしって短距離の選手だったんだけど。まあいっか。
 今日の午前中、昨年からの課題だった地域活動の検討会。住民のみなさんからわかりにくいと指摘のある、ふれあいサロン、健康推進員さんを中心にした健康いきいき地区活動、コミュニティデイホームについてそれぞれの確認と、今後の予定など。まだ結論が出たわけではないのですが、とにかく気になっていたことだけに、やっとこういう機会を得られて良かったなあと思ってます。あとは、いかに地域の人が活動しやすい環境に向けて調整していくかということです。まだまだ検討会は、重ねていきます。
 午後は、下大新田サロンの開所式。なんとも信じられないことに、時間を間違えて遅刻してしまいました。なんて恥ずかしい!!ごあいさつで正直に「時間を間違えて遅刻してしまいました。申し訳ありません」と白状すると、隣席の会長さんが「せっかくオレが、所用で遅れるそうだといっておいたのに・・・」と笑われてしまいました。すみません。
 初回でありながら、なんと37人の参加。男性陣の一生懸命な姿が、これまた印象的。「みんなが代表だで。もっと○○したいなんてことがあれば、遠慮なく言えね」と、声をかけていました。今後の活動が楽しみです。


平成14年5月17日(金)雨 お当番:まめ

「お呼ばれ日記」
 朝、仁とお別れしました。仕事に向かう途中も、涙があふれそうで困りました。
 でも出勤して早々、嬉しい電話。松波で、支援センターの職員が月に2回、近所のお年寄りを集めて茶話会を開いています。参加者の口コミで、だんだん仲間が増えているのですが、月に2回だと職員が少し息切れするのでは?という心配と、できれば地元の人の協力を得ながら、軌道にのったら少し手を離して、また別の必要な地域に新規開拓していく必要があるのでは…ということから、ボランティアさんを紹介しつつこれまでやってきました。そんな中、松波ボラントピアの会のみなさんから「定期的に手伝いに行ってもいいですか?」との電話。それはもう、大歓迎!さっそく調整を開始しましょ。
 10時から、ボランティア比角の15周年を祝う会に出席。アトラクションのマジックショーで、マジックをおぼえてきました。あはっ。
 午後からは、お休みをいただいて金沢へ行く予定になっていたので、明日活動する運転ボランティアさんへの連絡と準備を終えて、帰宅しました。
 電車の中、何かさらっと読める本を…と思って、そのうち読み返そうと思ってたまたま出しておいた「あべさんちにあがらっしゃい」という、山形の宅老所の本を持っていきました。ページをあけてすぐ、利用者が亡くなったシーン…・もともとゆるみがちだった涙腺があっというまに全開になってしまって、今日読むには、ちょっと選択を間違えたかも?
 でも読み進めて行くうちに、わたしがやりたかったことがあらためて思い出されとともに、センターでやっているサロンとだぶるところもあって、数年前に読んだ時とは、また全然違う印象でした。
 その中に「全てのことは生活からはじまる」というような文面。たまたま昨日読んだ情報誌の「中央より先に地方があり、科学・技術より先に労働があり、産業・経済より先に暮らしがあり、政治より先に人間がある」という見出しが心にのこっていたので、なんだかすう〜っと、頭の中で重なりました。何事も、わたしたちの仕事の基本は「生活」・・・あらためて、自分のスタンスは間違えてないかな?と振り返る時間になりました。


 平成14年5月16日(木)小雨 お当番:まめ

「デマウイルス!?日記」
 朝起きて、日課のメールチェックをすると「昨日のウイルスの件、デマウイルスだよ」というメールが多数届いていて唖然…。ああ〜、なんで確認しなかったんだろうと、猛烈に反省・・・。へこんだ気持ちのまま仕事へ。
 午前中は、先日「すぐできる!ボランティア講座」を受講してくださった方の施設体験ボラの日。松波デイサービスセンターにおじゃましました。今日参加のおふたりとも、はじめての経験とおっしゃってましたが、まわりをみながら、とっても自然体で過ごされていてびっくりしました。現場の職員からも「助かったよ〜」の声。ちょっと嬉しくなりました。
 その足で、今年度初回の中央地区のサロンへ。看護学校の実習生などもきていて、とってもにぎやかにやっていました。今回初めて、送迎を手伝ってくださる運転ボランティアさんを紹介しました。あいにく、中央地区の登録者はいなくて、別の地域の方をご紹介したのですが、いずれは地域の方からお手伝いしてもらえるといいねと話していたところ、昨日たまたま別の会合で声をかけたら、さっそく7人の登録があったとのこと!感激っ。福祉センターサロンの実施方法を、地域用に少し調整して、次回からさっそくお手伝いいただこうと思います。
 お昼休みは、給食配達員の打合会。平日の配達員が6名、土日の配達員が3名、この4月から担当者もかわったということで、顔合わせも兼ねての打合会。単身高齢者世帯中心に配食してますが、痴呆の方も増えていて、容器の回収、緊急時の対応などなど、よりきめ細かい情報交換が必要になっていきそうです。
 デマメールのことも、体調の悪い愛犬のことも、気になるけれど、これ以上仕事をためることはできないので少し残業。それでも、今日やろうと思っていたことは、なんとか片づけました。
 愛犬「仁(じん)」は、今日はずっと眠らなかったとのこと。目をあけたまま、じっとしています。いつもより帰りの遅かった父が声を掛けると、目をつぶりました。なんとなく「いよいよ今日がやまかな…」と感じたので、はやくお詫びのメールを送ってしまって、ずっとそばについていようと作業にとりかかりました。と、そばについていた母とばあちゃんから「すぐきて〜!」の声。一瞬、みんなの顔を見渡したかと思うと、大きな呼吸を数回して、息を引き取りました…。18歳でした。今日はとなりに布団を敷いて、寝ようと思います。


平成14年5月15日(水)晴れ お当番:まめ

「ハーモニカ日記」
 昨日の夜で、HP作成講座は終了。わたしは福祉センターでやっているサロンについてつくったのですが、少しはそれなりのものができました。商工会議所のサーバーで、3〜4ヶ月の間、公開してくださるのだそうです。しげさんにもみてもらって、よしとなれば、そのままボランティアセンターのHPにいれてもらおうと思っているところです。・・・なのに、あたしってばアドレス控えるのを忘れてきてしまった。なんて間抜けな・・・・。自分でもみれなくて、かなり情けなかったです。
 今日はサロンの日。谷根からの利用希望があり、ちょっとドライブ気分。先週約束したとおり、今日ハーモニカを準備しました。そうしたら、痴呆の男性がホントにとってもムードたっぷりに吹いてくれたのです!いつもはお昼がおわると、「そろそろ帰ります」と部屋をでていかれるのですが、今日はご自分から「ハーモニカでも吹いて待とうか…」と、ずっと吹いててくださいました。
 そんなことで、今日はなんとなくその方に注目が集まってしまったので、他の男性陣が少しさびしそうだったとボランティアさん。次回は別の男性を先生に、久しぶりの書道をやろうということになりました。
 午前中、別の部屋では「囲碁をおぼえよう」の日。初心者の方がやりやすいように、お菓子の箱を使って、四分の一の碁盤を作りました。今日はさっそくそれを使っていただいたようです。来月には、土曜日を利用して、こどもたちにも参加してもらおうと思っています。
 午後から、北条コミュニティデイホームぬくもりの家の運営協議会に参加。初めて参加させてもらいましたが、ホントに地域住民が一体になって、コミデイを支えていこうという雰囲気が伝わってきました。コミデイは、大切な地域資源であるとともに、介護保険制度の根元を支えているんだよなあと、しみじみ感じました。
 そうそう。今週の土曜日、活動のお願いしていた運転ボランティアさんから、体調不良なのでキャンセルさせてもらいたいとの電話。さて、どなたにお願いしようかな?と考えていたら、先日の「すぐできる!ボランティア講座」を受講してくださった方から、今週何かありませんか?の電話。なんてラッキーな。さっそく、運転ボランティアをお願いすることにしました。はやくに解決して、何よりでした。
 夜は、miniミーティングの実行委員会の予定でしたが、愛犬の体調が不良なので、お休みさせてもらうことにしました。あわせて、このところ、愛犬のとなりで寝ていてずっと睡眠不足なので、早めに寝ようと思っていたところ「ウイルスメール情報」が…。ちょうど、今日は週末情報を送る日でもあるので、あわせて「ウイルスチェックをしてください!」とアドレス登録している全員にメールを送信しました。ふう〜、目がしょぼしょぼになりました。


平成14年5月13日(月)晴れ お当番:まめ

「通院日記」
 午前中、代休をいただいてばあちゃんの通院。最近、寒いせいもあって、麻痺側の拘縮が気になっていたので、やっぱりリハビリ通院することにしました。来週から月に2〜4回くらい、通うことになりそうです。
 今日の仕事は、ホントにこまごまこまごました事務作業。あ〜、なんでも書類書類…もっとやりたいことあるのに〜!とイライラしながらも、事務能力の無さを嘆く半日でした。
 夜は、ホームページ作成講座。リンク機能をならったので、HPらしくなってきました。明日は、いよいよアップです。


平成14年5月11日(土)くもりのち小雨 お当番:まめ

「ショッピング日記」
 すぐできる!ボランティア講座、こじんまりと開催。「ランチをご一緒しましょ」とムリヤリ(?)引っぱり出したnaoさんが参加してくださったので、車いす介助の方法について体験するときなどなど、ずいぶん助かりました。あたしは先回と同じく、後半の「対人援助の基礎知識」を担当させてもらったのですが、やっぱり話がいろいろ脱線してしまって、大事なことをお話しできなかったような…。先回の反省を生かして、「ボランティア活動を楽しくやるウラ技」ということで、簡単にできるような印象をもってもらえるように話したいと思っていたのですが、対人援助技術についてはちょっとこだわりがあるもんで(笑)、ついつい「○○した方がいい」「○○はしない方がいい」…などと、やっぱり気づくと、面倒なこと言い過ぎたかな?と反省。ありゃりゃ。
 終了後、約束通りnaoさんとお出掛け。どうしても食べたかった幻の塩ラーメンにおつきあいいただきました。初めていったラーメン屋さんだったけど、駐車場も玄関も入りやすくてグッドでした。
 そのあとお買い物。最近は、パジャマみたいなフリフリの服が多くて、なかなかお気に入りの服を見つけられないわたしですが、ホントに普通の服がないねとnaoさんが共感してくれて、あたしだけじゃなかったとちょっと安心。ハデハデの下着類も、いちいち手に取りながら「すごいね〜すごいね〜」といいながら帰ってきました。あはっ。


平成14年5月10日(金)くもりのち小雨 お当番:まめ

「メンタルネットワーク日記」
 昨日は、高田地区モデル事業の書類づくり。…モデル事業というのは、やっぱりかなり苦手です。悪戦苦闘。午後からは、新規サロンの立ち上げのことで野田地区へ。こちらは、なかなか集まることのできない男性を中心に立ち上げるとのこと。地域性を生かした活動になるといいなあと思ってます。夜はHP作成講座2回目。着々とページ作成が進んでます。来週、リンク機能を習うのが楽しみ。そうそう昨日の夜は、このゆびと〜まれのドキュメンタリーがあったので、しっかりビデオにとりました。
 今日は、9時過ぎに長野NPOセンターの方が来セン。ボランティアセンターの活動状況をお話ししたあと、鋭い質問をいくつかお受けして、あらためて自分たちの問題点が見えたりしました。それから、あたしにとって収穫だったのは、同行してこられた市民活動支援課の方と、少しお話ができたこと。やはり、これから地域に拠点を移してより細やかな活動をしていくための基盤整備が必要ということを確認できたので、またあらためて時間をとってお話しましょうということになりました。ずっと気になっていたことだけに、かなり嬉しかったです。
 それから他にも嬉しかったこと。平成13年度の共同募金配分金事業で、地域のサロン活動に対して助成をいただけることになりました。お金で出すことは簡単なのだけど、どうしてもそれだけは避けたくて・・・・。かなり悩んだすえ、青年会議所がつくった「柏崎ふるさとかるた」といろいろな歌が掲載されている歌集、それから宴会でやるゲームのアイディア集…サロンでも使えそうなモノがたくさん載っていたので、その3点セットを購入して、4月に配布しました。…サロンは集まることが大切なので、何もしなくていいんですよといつも言っている手前、ちょっと矛盾していることも心にひっかかっていたので、みなさんの反応がかなり気になるところでした。
 そんな中、今日はボラントピア事業、地域食事サービス事業、サロン事業の申請書提出締め切り日だったので、大勢の方が書類を持ってきてくださり、窓口で少しずつですがお話するチャンスがありました。そうしたら、今日のサロンは歌集をみながら大合唱だったよ!と聞いて、ちょっとホッ。また別の地区の方もたまたま今日がサロンの日。今日はこどもたちが遊びにきてくれたので、アイディア集で見つけたゲームをしたら、大盛況だったとのこと。これまたホッ。そしてさらに電話。「今サロンでふるさとかるたをしたら、欲しい人がいるから注文してもらえないか」とのこと。またまたホッ。ぜひ長く活用して欲しいと願っています。
 そうそう。今週のサロンでハーモニカを吹いてみたいというお年寄りがいて、来週までに準備しておきますねと約束していたのですが、今日申請書を持ってこられた地区のサロンでは、参加しているお年寄りでこれからハーモニカを練習して、敬老会の時に発表する計画があるとか。そのために、お孫さんのいらなくなった小学校の音楽の教科書を送ってもらうところだとか…。なるほど、これまたいいこと聞いちゃったという感じです。
 午後からは、メンタルネットワークというケース検討会に初めて参加。事例検討の場合、イメージするまでにかなり時間がかかったり、それぞれのイメージにばらつきがあるのはどうしても避けられません。精神障害のケース検討はあたしにとっても久しぶりなので、今日はイメージ像をつかむまでかなり時間がかかりました。ケース検討で気になるのは、いつの間にか本人不在になってしまうこと。今日のケースも、本人さんはどうしたいのかということが後回しになったような感じで、本人さんの力をもっと生かせるような方向にいかなかったのが少し不思議のような気がしました。・・・それよりも、今日の夜まで「エンパワメント」が思い出せなくて、ショックだった・・・。
 明日は「すぐできる!ボランティア講座」。今回こそは、しっかり準備してから臨みたいと思いつつ、資料はテイクアウトして帰ってきました。これからやろうかな、どうしようかな…。


平成14年5月8日(水)雨のちくもり お当番:まめ

「切手整理日記」
 昨日はゴスペルの日。なかなか上手になりましたよ。ぐふっ。
 今日はサロンと同時進行で「切手でお茶のみ」。これまたあたしのいい加減な思いつき企画。切手の整理でもしながら、おしゃべりしましょ…くらいのノリ。たまたま郵便局を退職された切手収集家の方が、お手伝いしましょうか?と声をかけてくださったので、ただただ事務的に作業するのではなく、少し楽しみながらできるといいなあと思ってました。で、多分4〜5人くらいかな?、あんまり少なかったら、サロンと合流しようと思っていたら、トライアングルのみなさんが大勢で手伝いにきてくださって、なんと20人をこしてしまった!急きょお茶菓子を、どっかから探し出してきたりして…。これまた嬉しい悲鳴でした。で、切手は、通常切手はあまり価値がないのかな?と思っていたら、消印が真ん中に押してあるものは「満月」といって、大変貴重なのだとか。そんなマニア情報もおききしながら、作業してもらいました。…実はあたしも、そういう作業が大好き。本業そっちのけでやりたい気持ちをおさえるのが、大変でした。あはっ。サロンの部屋をのぞいたり、切手の部屋をのぞいたり、事務所のもどってきても、なんだか気もそぞろで、なんだか汗の出た午前中でした。
 午後からは、地域福祉権利擁護事業の新規訪問。まだすぐに契約するというわけではないのですが、同居していた妹さんが亡くなって単身になられた方から、今後もしもの時に利用できる制度について知りたいということで、訪問させてもらいました。短い期間に大切な人を続けて失ったその方は、長生きすればするほど、悲しみが増える…と。でも、1時間ほどお話すると、表情も明るくなって、ほっとしました。いざというときのために入院時に必要なものをまとめておくとか、荷物の処分をはじめているとか…。高齢になってから単身になるということの切なさが、なんだかぐぐっと胸にひびきました。
 その後、松波の里へ。ニーズ調査のことについて、少し情報交換をしました。
 そしてそして夜は、ホームページ作成講座の初日。思ったより難しくなくてほっとする反面、美的センスの無さにやっぱりガックリ。まああと3日、ぼちぼちやることにします。


平成14年5月1日(水)雨のち晴れ お当番:まめ

「囲碁日記」
 昨日の夕方、サロン立ち上げ時からずっとお手伝いしてくださったHさんから電話。おつとめすることになったので、しばらくお休みするとのこと。最初からの流れも知ってる方なので、「ガビーン!」とショックでしたが、Hさんのお仕事も応援したいので、またお会いしましょう!と約束をしてしばしのお別れをしました。サロン立ち上げ時に、一番最初に声をかけさせていただいたHさんとYさん。Yさんもおつとめすることになって、今はお休みしていますが、Yさんが「子連れでできるボランティアありませんか?」ときてくれなければ、今のサロンはありませんでした。思えば、いろいろな偶然と幸運が重なって、サロンができたんだなあ〜…そんなことを思いながら、なんとなく感慨にふけるわたしでした。
 さてさて、今日のサロンには、高校最後の春休みに毎週手伝っていてくれた白川君が、GW中ということで、顔をだしてくれました。めっちゃ嬉しかったなあ。利用者の方も、ニコニコの半日でした。
 そうそう。今日はこれまたあたしのいい加減な思いつき企画「囲碁をおぼえよう」の初顔合わせ。たまたま続いて「囲碁を教えてくれる人はいないかしら?」「囲碁をおぼえて、ボランティアに生かしたいんだけど…」と、3人の女性から声をかけられたのがきっかけで企画したところ、教えてくださる方も拍子抜けするくらいすぐにみつかり、今日を迎えることとなりました。思いがけず、10人くらいの参加があり、びっくり。まずは、碁盤の四分の一を使って基本をおぼえようということで、さっそく初心者どうし、向かい合っていました。当分の間、週に1回のペースで集まりつつ、6月には土曜日を利用してこどもたちと一緒にやろうか…などと話し合いました。…というあたしは、囲碁のことちっともわかりません。あたしもおぼえられるかな??


                            
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